仙台短編文学賞、最終選考まで残れてたみたいです。
『死なないカzOのはなし』
作・かくら こう
岩井俊二監督の映画にささくれだった二十代を支えられた人生だったので、選考が岩井さんと知り、「原稿を読んでもらえるかもしれない稀な機会!」と思い、応募しました。
最終に残れたなら、たぶん読んでもらえたのだと思います。僥倖。
残してもらってありがとうございます。
内容が死してなおわだかまりの残る父の話でもあり、どなたか顔も存じ上げない下読みの方がなにかを認めてくださった、ということは、私のこれまでとともに、父のなにかも認められた気がします。
それで、私も、父のことはもういいか、と、持ち続けた石をようやく置いていけそうです。
二重三重の意味あいで、胸が軽くなりました。
原稿は、Instagramか、このサイト、または星空文庫にそのうち掲載しようかなと思います。
せっかくなので、読んでやってくださいませ。
受賞こそできませんでしたが、書いてよかった。
始めたことを、つづけてきて、よかったな。
ごほうびですね。
そして、最後になりましたが、受賞されたみなさま、おめでとうございます!
