時間の感じ方が年々へんてこになってきています。
あっという間のような時もあれば、たった数日で数週間も経ったような気がすることも。
大晦日です。
ウサギが跳んで、龍が飛んできますね。
今年を軽く振り返ってみようかと思います。
ものづくりのこと
印刷物も、手作りの本も、よく作りました。
基本的な本作りをしたいなあというところと、糸で布や紙を綴じたり模様を描いたりすることのおもしろさに、年の初めから夏の始め頃までやっていました。
手元にある、『ふだん使わない紙・余り紙利用キャンペーン年間』でもありました。
一点ものの即興本が楽しかったですね。布と紙を起点にして、中身を決めてゆく。
ストックの紙はだいぶ減りましたが、キャンペーン継続中です。
キャンペーン中の手製本は再製造しない可能性が高いので、見かけた時に気になったら、入手してみてくださいませ。
夏以降は、ここ数年、気になっていた、猫さんロスの方のためのグリーフワークサポートノートづくりに注力しました。
挿絵は何かのデジタル素材でコラージュしようかと考えたのですが、著作権のことや、組み合わせでやると思い描いた感じにならないなあというところで、イラスト素材もつくりました。
作家さんにオーダーすると本の値段が上がってしまうので、苦肉の策。力の限り自家発電です。
読む方・使う方の側にできるかぎり立ちたかったので、友人の力も借りました。
必要な方のところに届くといいなあ。
奥付の発行日は2024年2月22日ですが、現在フライングで、仙台AER開催中の『仮囲いの中のアート市』内ギャラリーチフリグリさんエリアに出品しています。
もしかすると、もう1箇所、フライングがあるか?ないか?みたいな感じです。
現在、来年のための本づくりの仕込み中。
Twitterの『おはなし手帖』というアカウントで、2011年から小さなおはなしを投稿していました。
今年9月をもってアカウントを閉鎖しました。
投稿していたおはなしを元にした本を2024年5月あたりに発行したい計画です。
にぎやかな感じの、めくって楽しい本になるんじゃないかなと、思い描いています。
イベントのこと
ブックハンターセンダイという、自主制作本の展示販売をメインとしたイベントを、2019年から企画運営して、今年で5回目の開催でした。
疫病の影響に合わせて、毎年形態を変化させるという、大変フレキシブルな状態。
今年は元々の形だった、作家さんたちの直出展に戻し、イベントとして初めてアンソロジーを制作。
人が集まって楽しそうにしているのを、ちょっと離れたところから眺めているのが、好きです。
作家さんたち、みなさんそれぞれに作風の世界観でブースを設営されていて、改めて直接販売の楽しみを感じました。
できればイベントは継続したいので、継続できる形を模索しつつ、またフレキシブルにチャレンジしたいと思います。
くらしのこと
引っ越したり、仕事バンジーしたり、動きの大きな一年でしたね。
私は長生きしたいという願いは少しもないんですけれど、心身の健康を害すると機動力低下するので、無理はせず、健康をキープし、淡々と、低空飛行、牛歩でゆきたいですね。
今年は経済活動マイナスでしたが、なにかを黙々とつくることだけは沢山できたので、心は満足していて穏やかです。マイナスのままだと詰まってしまうので、来年なんとかしましょう。