『ようこそ 猫又温泉郷』は、明るく朗らかで清浄な、そして大きな存在に守られた神社みたいな場所へ、ワークを行う方を招くイメージで作りました。
悲しみや痛みと向き合う時、できるだけやさしく、その人に寄り添えるノートであってほしいなという思いがあります。
桜色、朱色、空色、やわらかく、清々しく、色を添えました。
表紙や本文にコロコロしている猫さんたちはみんな白猫です。
柄や色を塗らなかったのは、ワークを行う方に、いろんな子を想像してもらえたらいいなあと思ったためです。
その方が大切にしている猫さんだけでなく、いつかどこかで出会った猫さんだったり。
虹の橋の向こうで、猫さんたちがみんなそれぞれのびのび安心して暮らせますようにという、祈りでもあります。
ノートのなかの挿絵は基本的にモノクロです。
猫さんにおみやげを詰めるための鞄や、猫さんのオヤツなど、好きな色に塗って楽しんでいただけたらと思います。
そうして手を入れて、その方だけのスペシャルな本に仕上げていただけたら幸いです。
『ようこそ 猫又温泉郷』制作にまつわるおはなし
- 猫さんロスのサポートワークノートづくり
- 架空の温泉郷が必要だった理由
- 大切な存在を失う痛みについて思うこと
- 猫又温泉郷の色や挿絵のこと
A4サイズ 20ページ オールカラー
[発行予定]2024年2月22日
[価格]未定
[販売場所]おはなしの喫茶室STORES、minne、架空ストア and more