本日、豆本に挿絵を描いていただいた、すずき恵さんとのふたり展が始まりました。
昨日の搬入では、ひとつひとつ切り抜いた文字をちぎった紙に貼り、それをまた壁へ配置していくという作業や、
室内を部屋に見立てた配置、絵や立体物をどうするかなど、1日でよく全部できたな〜と、思います。
恵さんがバディーだったからこそできたことのように思います。
そんなこんなで、展示はこんな感じになっています。
ひとつひとつの文字がゆらいで、踊っているような、
水面に浮いているような、
不思議な感じ。
意図通り、しっかり歩いて読み進めることができて、
ちゃんと、「大きな本」をつくれたと思います。
しかも。
ご来場いただいた方のご感想から、
この室内を回って読みすすめていると、
ある展示物があるために、
おはなしが永遠にループする仕組みになっていることに気づかされました。
展示した本人たちが偶然行っていたことが、ひそかに奇跡を呼んでおります。
おもしろい。
今日は寒いなか、いろいろな方にお越しいただきました。
ありがたいことです。
豆本「四十雀」も、展示でも、通販でもお買い上げいただいており、うれしく思います。
心より感謝申し上げます。
さて、今日から日曜日までの展示です。
いただいくご感想は、本当に、貴重な私たちの栄養になります。
また、それが新たな創作のヒントにもなることを実感しました。
好意的なご感想を今日聞くことができて、ほっとしています。
ちいさいお子さんが、展示に配置したしかけに気づいておもしろがってくれたりもして、
その素直な反応に、「おもしろがってもらえるものなんだな」とわかり、
うれしいかぎりです。
野鳥の会の会員さんも興味を持ってきてくださったり。
何度もぐるぐる展示を見て回ってくださるかたもいたり。
本当に、ほっとしています。
さて。まだまだ、これから。
最終日には、壁へ貼った文字をお焚き上げするイベントが待っています。
歩いて読む本。の展示。
ちょっとめずらしいものだろうと思います。
お近くにお住いの方、もしもお時間に余裕がございましたら、
この機会にぜひご覧になってみてくださいませ。
ご来場を心より、お待ち申し上げます。
◇在廊日
3月22日午後15時頃〜18時
3月24日午後15時頃〜18時
3月25日午前11時〜17時