空想の町に暮らす、『私』や『僕』のおはなしを作っています。
本を手に開いたあと、もしかしたら私たちの暮らしのどこかにも不思議なことが在るかもしれないと思うような、見えないものや聞こえない音に心の目や耳を向けてみたくなるような、そんな作品をお届けできれば幸いです。
□文学フリマ岩手
開催:2025年6月15日 11:00-16:00(最終入場15:55)
会場:岩手産業会館(サンビル)7F大ホール
〒020-0022 岩手県盛岡市大通1-2-1
■JR盛岡駅下車徒歩15〜20分 / 盛岡駅前16番バス停「盛岡都心循環バス『でんでんむし』左回り」乗車、
「盛岡城跡公園」下車すぐ (盛岡駅から約7分) /
そのほか、ただいま商い中の本です。
画像をクリックすると販売サイトにて詳しくご覧いただけます。
つぎの本は、製本直送.comまたはBCCKSよりご注文いただけます。
『おはなしの喫茶室』は、物語や本を保管するために、2013年にかくら こう が始めたひとり出版室です。
最初は、お茶の時間にちょっとたのしめる小さな本として、
「カップ一杯ぶんの物語を」
という気持ちで始まりました。
かくらが言葉を綴り、ときに絵を描き、造本しています。
いびつで、欠けていて、懐かしい手触りがあって、名前のわからないなにかを、夜の底からすくいとって、ランプの灯で見てみたい。鼻を近づけて匂いを確かめたい。耳をあてて音を聞いてみたい。どれくらい温かいのか、冷たいのか。
そうしていると、触れられないし見えないけれど、私たちのすぐそばに息づいているかもしれない不思議なものたちの気配を感じます。そういうものを、言葉や色に換えて、本の形に仕立てています。