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2024/7/21『小人たちのカステラ』販売開始しました

空想の町に暮らす、『私』や『僕』のおはなしを作っています。

本を手に開いたあと、もしかしたら私たちの暮らしのどこかにも不思議なことが在るかもしれないと思うような、見えないものや聞こえない音に心の目や耳を向けてみたくなるような、そんな作品をお届けできれば幸いです。


新作販売のおしらせ|カステラと小人の本

みょーんとのびてカステーラ。な、本をつくりました。

うつくしいものとおいしいものが大好きな小人たちが、カステラを手に入れるまでの、小さなおはなしです。

カステラに寝転がってみたいと思ったことのあるすべての方に。

 

□2024年7月21日 販売開始

minne/STORESにてお求めいただけます。(サイトによって販売価格が異なります)


おはなしの喫茶室の本

ただいま商い中の本です。

画像をクリックすると販売サイトにて詳しくご覧いただけます。

以下の本は、製本直送.comまたはBCCKSよりご注文いただけます。


おはなしの喫茶室のこと


『おはなしの喫茶室』は、物語や本を保管するために、2013年にかくら こう が始めたひとり出版室です。

最初は、お茶の時間にちょっとたのしめる小さな本として、

「カップ一杯ぶんの物語を」

という気持ちで始まりました。

かくらが言葉を綴り、ときに絵を描き、造本しています。

 

いびつで、欠けていて、懐かしい手触りがあって、名前のわからないなにかを、夜の底からすくいとって、ランプの灯で見てみたい。鼻を近づけて匂いを確かめたい。耳をあてて音を聞いてみたい。どれくらい温かいのか、冷たいのか。

そうしていると、触れられないし見えないけれど、私たちのすぐそばに息づいているかもしれない不思議なものたちの気配を感じます。そういうものを、言葉や色に換えて、本の形に仕立てています。